新しい環境で走り抜けた4月が終わり、少しずつ仕事に慣れてきた一方で、心身の疲れがドッと出やすいのが5月です。特に、責任感の強い介護・看護・保育職の皆様は、「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い込んでしまいがち。
「なんとなくやる気が出ない」「体が重い」と感じるのは、あなたが一生懸命取り組んできた証拠です。そんな自分を労わり、五月病を乗り越えるための3つのセルフケアをご紹介します。
1. 「完璧主義」を卒業し、60点の自分に合格点を出す
新しい職場での2ヶ月目。仕事の流れが見えてくる分、「もっと手際よくできないか」「先輩のようにならなければ」と、理想と現実のギャップに悩みやすい時期です。しかし、対人援助の現場は正解がないことも多く、最初から100点を目指すと心がポッキリ折れてしまいます。
5月の合言葉は「60点で合格」です。 「今日も大きな事故なく終えられた」「利用者様と一言挨拶を交わせた」「子どもたちの笑顔が見られた」。それだけで十分すぎるほど、あなたは役割を果たしています。家に帰ってから「あれができなかった」と反省するのではなく、「今日はこれができた」と自分を褒める時間を3分だけ作りましょう。自分へのハードルを少し下げることで、心に「遊び」が生まれ、五月病特有の心の重みがスッと軽くなります。
2. 幸せホルモン「セロトニン」を味方につける生活リズム
五月病の正体の一つは、自律神経の乱れです。春の激しい気圧変化と緊張の連続で、脳内の「セロトニン(幸せホルモン)」が不足しがちになります。これを補う最もシンプルで強力な方法が、「朝の光」と「リズム運動」です。
朝起きたら、まずはカーテンを開けて5分間、山口の豊かな太陽の光を浴びましょう。これだけでセロトニンのスイッチが入ります。また、通勤中に少しだけ歩くリズムを意識したり、深呼吸を繰り返したりするだけでも効果的です。 特に夜勤のある看護・介護職の方は、リズムが崩れやすいもの。非番の日は「何もしない」と決めて泥のように眠るのも良いですが、あえて少しだけ外に出て、近所を散歩して五感を刺激してみてください。規則正しい「光」の摂取が、不安定になりがちな5月のメンタルを根底から支えてくれます。
3. 山口の「青と緑」に触れ、脳をデジタルデトックスする
仕事中は常に周囲に気を配り、プライベートでもSNSやスマホで情報が飛び込んでくる現代。私たちの脳は、想像以上に「情報オーバーロード」の状態にあります。5月の連休や休日は、スマホを置いて、山口県が誇る圧倒的な自然の中に身を置いてみませんか。
例えば、角島や長門の青い海をただ眺める、秋吉台の広大なカルスト台地で風を感じる。こうした「自然の風景」には、脳の疲れを癒やす効果があることが科学的にも証明されています。 山口県は、少し車を走らせれば「緑」にも「青」にもすぐにアクセスできる、セルフケアには最高の環境です。波の音や木々の揺らぎを全身で感じることで、職場の喧騒でトゲトゲした心が丸く整えられていきます。「仕事の自分」を完全に脱ぎ捨て、山口の自然の一部になる時間。この「余白」こそが、6月以降を戦い抜くための最高のガソリンになります。
一人で抱え込まず、心の「点検」を
五月病は、決して甘えではありません。もし、今回ご紹介したケアを試しても「どうしても涙が出る」「夜全く眠れない」といった状態が続く場合は、早めに周囲や私たちアドバイザーにご相談ください。
あなたが元気に働けることが、現場の利用者様や子どもたちにとっての何よりのギフトです。5月は少し歩幅を小さくして、自分のペースを取り戻していきましょう。
